いぼ
- 治療は痛いですか?
液体窒素療法は、痛みを伴います。5~6歳以上の子供はできる可能性があります。当院では5~6歳以下はビタミンD軟膏で治療します。
- 市販薬で治りますか?皮膚科に通った方が良いですか?
治る可能性はありますが、使い方が難しいことが多いです。
- 治療後に再発する可能性はありますか?
両方とも、可能性はあります。ウイルス性イボは、免疫ができるため再発は少ない傾向にあります。
- イボは治療しないで放っておくと、どうなりますか?
ウイルス性のイボは、周囲に拡大していくことがあります。イボの数が多くなると治療が困難となりますので早めに受診することをおすすめします。
老人性のイボは、大きくなることはあっても、ガン化することはほぼありません。
- イボと水イボはどう違うのですか?
ウイルスの種類が異なります。治療方法も異なります。
- レーザーで治療した方がよい目安はありますか?
当院では、レーザー治療の経験はありません。
- イボが多い体質は遺伝するのですか?
両方とも遺伝の影響ははっきりしません。個々の体質に左右されます。
- イボを自分で潰すとどうなりますか?
両方とも自分で潰してしまうと、感染を起こす可能性があります。自己治療はおすすめしません。
粉瘤
- 粉瘤を自分で潰すとどうなりますか?
傷口が小さいので、ほとんどの場合内容物は排出されません。炎症が起き、感染する可能性が高くなります。
- ニキビと粉瘤との違いはどのような点がありますか?
粉瘤は1cm以上の大きさがあり、多発せず1か所だけできることが多いことが特徴的です。
- 脂肪種との違いはどのような点がありますか?
脂肪種は、脂肪組織の腫瘍で柔らかく、ぶよぶよとした感触があります。辺縁がはっきりしないという特徴があります。
- 粉瘤の治療にはどれぐらいの時間や期間が必要ですか?また通院が必要ですか?
手術をしてから、おおよそ1週間~10日程度で抜糸を行うので再度来院します。くりぬき法も1週間~10日で治癒します。2、3日に1回通院が必要です。
- 治療をした後に、日常生活に何か支障をきたすことはありますか?
特にありません。傷を防水テープで覆えば入浴も可能です。
- 粉瘤が将来的に悪性化(ガン)することはありますか?
ごくまれに悪性化することがあるといわれています。
- 粉瘤は遺伝しますか?また、他の人に移る病気ですか?
特に遺伝することはありません。
- 粉瘤の原因は何ですか?
原因は不明ですが、外傷やウイルス性イボから起こることもあります。
- 痛くなった場合はどうすればいいですか?
痛くなったり、赤くなった場合は感染が起きているので、手術ができません。表面を局所麻酔をして内容物及び、膿を押し出します。
疥癬
- 疥癬は治る病気ですか?
初期の疥癬は診断は難しいですが、処方薬で容易に治療できる病気です。
- 幼いこどもでも疥癬に罹ることはありますか?
乳幼児の感染は、時に見られます。保育園や幼稚園で集団発生することがあります。
- 家族が疥癬に罹った場合に注意することはありますか?
通常感染の場合は、タオルや布団などを共有しないことが必要です。
- 疥癬は命に関わる病気ですか?
疥癬は命に係わることはありません。皮膚の表面だけの病気です。
- 疥癬は再発することはありますか?
一度治療しても、身近な人から再感染することがあります。
- 疥癬は市販の薬で治りますか?
疥癬に効く市販薬は販売されていないので、治りません。なので疥癬の疑いがある方は皮膚科に受診してください。
- もし子どもがかかったら、学校には行かさない方が良いですか?
他人に感染する病気なので、皮膚科医に相談してください。
とびひ
- 伝染しますか?
病変部を直接擦りこまなければ、伝染しません。
露出している部分はガーゼなどで覆ってください。
家族にうつることは、ほとんどありません。
- 学校や保育園は休まなくてはいけませんか?
傷の部分をガーゼなどで、覆ってあれば、登校、登園可能です。
一応、先生と相談したほうがいいです。
- 塗り薬のみで、なおりますか?
軽症であれば、外用薬のみで、治ります。
数か所に病変部が散在したり、症状がひどい場合は抗生物質内服も同時に行います。
オムツ皮膚炎
- 小児科か皮膚科のどちらを受診すれば良いでしょうか?
皮膚科の受診をおすすめします。時に、カンジダなどのカビの感染が見られる為です。
- 皮膚科で受診しなくても、市販薬で治りますか?
治ることもありますが、市販薬でかぶれてしまうこともあるので、一度皮膚科を受診することをおすすめします。
- おむつ皮膚炎になりやすい肌質の子っているのですか?
アトピー体質の子供は、なりやすい傾向にあります。
- 症状が重い時はステロイド外用薬を使った方が良いと聞いたことがあるのですが、ステロイドを子どもに使うのが不安なのですが大丈夫ですか?
おむつ皮膚炎に使うステロイド外用薬は通常弱いものなので、内蔵などに異常をきたすことはありません。
- 赤いポツポツが徐々に広がっているのですが、何が原因でしょうか?
通常の治療で皮疹(発疹)が広がる場合は、薬があっていないかカンジダの可能性があります。カンジダの場合は、抗真菌剤を使用して治療する必要があるので一度皮膚科での受診をおすすめします。カンジダは、顕微鏡を使って検査しないと診断できません。
- おむつ皮膚炎が起こっている時でも、お風呂は今まで通り入れても大丈夫ですか?
石鹸で優しく洗い、入浴しても問題ありません。お風呂上りの保湿剤は、治療が終了し健康な皮膚になった状態で使用してください。
ピアス穴開け
- 施術は痛いですか?
施術時、施術後に痛みを感じる方がいらっしゃいますが、翌日には痛みが消失するケースがほとんどです。
- 金属アレルギーですが、ピアスを開けてもよいですか?
金属アレルギーの患者様にはパッチテストを受けていただく必要があります。パッチテストで陰性ですとピアス開けが可能になりますので、金属アレルギーなどご不安な患者様は医師にご相談ください。
- 医院にいった当日に穴開けをしてくれますか?
来院された日に穴開けが可能です。ピアスの穴開けに興味のある方はお気軽に来院してください。