とびひ(伝染性膿痂疹)
とびひ、(伝染性膿痂疹)とは、黄色ブドウ球菌、化膿レンサ球菌、あるいはこの両方によって引き起こされる皮膚感染症で、かさぶたと黄色い痂皮(かひ)を伴ったただれができます。黄色い液体の詰まった小水疱ができることもあります。
膿痂疹は、夏に、よくみられる病気で、主に乳幼児がかかります。この病気は体のどこにでも発症しますが、特に顔面、腕、脚によくできます。鼻の入り口によく見られます。豆程度から大きなリング状まで、さまざまな大きさの水疱ができることがあり(水疱性膿痂疹)、数日から数週間この水疱が残ります。この病気は主に正常な皮膚に発症しますが、けがをした部分や、真菌感染症、日焼け、虫刺されなどで皮膚が傷ついた部分に後から発症することもあります。ステロイド軟膏を使用することで、拡がります。
とびひの治療方法
感染部分の皮膚は、日に1~2回、せっけんと水でそっと洗ってかさぶたなどを落とします。
抗生物質軟膏と抗生物質の内服で治療します。