水ぼうそう
水ぼうそうの原因
水疱瘡(水ぼうそう)はウイルスによる感染症の一つであり、、ヘルペスウイルスの一種である「水痘・帯状疱疹ウイルス」に感染することが原因で発病します。
(口の横などに出来る口唇ヘルペスなど、一般に言われるヘルペス(正式には「単純ヘルペス」)とは、ウイルスの種類は異なります。単純ヘルペスを引き起こすヘルペスウイルスは「単純ヘルペスウイルス」といわれます)
この「水痘・帯状疱疹ウイルス」はとても感染力が強いものなので、兄弟が水疱瘡にかかったり、水疱瘡の赤ちゃんや子どもがそばにいれば、ほぼ感染して発病します。
水ぼうそうの治療方法
水疱瘡(水ぼうそう)はウイルスによる病気ですが、治療薬として、感染初期のうちにアシクロビル(ゾビラックス)という抗ウイルス剤が使われることがあります。これを飲むと、発熱や発疹を抑えることができます。
この薬は、病気にかかって初期なら効果があります。水疱の数が少なくなり、かさぶたになるまでの時間も短く、治りも早くなります。ただ、かさぶたが出来始めてからこの薬を使っても効果はありません(ただ、水疱瘡はもともと薬を使わなくても自然に治ります)。
日常生活の注意点
- 冷たいタオルで水疱瘡の発疹の部分を軽くトントンとたたいてあげましょう
- 下着(肌着)をこまめにとりかえましょう
- 室温は低めにしておきましょう